「サポート切れ」のブラウザー ワクチン予約に影響も

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平井恵美、中島嘉克
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 米マイクロソフト(MS)は19日、デスクトップ向けのブラウザーインターネット・エクスプローラー(IE)」のサポートを来年6月15日で終了すると発表した。個人向けのIEの事実上の終了となるが、インターネット・エクスプローラー(IE)の国内の利用者は少なくない。識者はセキュリティー上のリスクを指摘する。

 調査会社スタットカウンターによると、デスクトップブラウザーの4月の国内シェアは、グーグルクロームが58・8%を占める。エッジはすでに16・9%を占めるが、IEも6・3%ある。IEの世界シェアは1・6%にとどまり、国内のシェアは比較的高い。

 XPやビスタなど基本ソフト(OS)の変遷に伴い、マイクロソフト(MS)は古いバージョンのIEのサポートをこれまでも順次終了してきた。サポートが切れたブラウザーはセキュリティー上の問題などがあり、ネット上の手続きでIEを推奨していないサイトは多い。行政の手続きでもエラーが起きるケースが相次いでいる。

 経済産業省は17日、新型コロナ禍対策の「小規模事業者持続化補助金」をめぐり、申請システム(Jグランツ)で障害が起きたと発表した。2千件近くで必要書類が添付されていないケースがあった。アクセスの集中か、推奨していないIEからの申請による障害が原因とみられるという。

 またワクチン接種の予約シス…

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