「飲食クラスター」が再び増加 年末年始の発生を上回る

新型コロナウイルス

下司佳代子
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 新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)が改めて飲食関連で広がり、4月以降は「第3波」に見舞われた年末年始の発生件数を上回っている。飲酒を伴う懇親会など、大人数や長時間の飲食は特に感染が起きやすいとされ、厚生労働省の専門家組織は対策の徹底を呼びかけている。

 5人以上の感染者を確認したクラスターを集計した専門家組織の資料によると、居酒屋やバーといった飲食店での発生は昨年12月が52件、今年1月が39件だった。その後は減少したが、再び増えて4月は69件、5月も16日までで58件に上る。

 飲食店に限らない会食の場でのクラスターも、12月が26件、1月が47件で、一時は減ったが4月は34件、5月は16日までで42件と増加傾向にある。

 年明けに出た前回の緊急事態宣言では、政府は飲食の場が感染拡大の原因だとみて、飲食店の時短営業を要請。今回の宣言ではさらに、アルコールを提供する店に休業を要請するなど対応を強化したが、飲食関連のクラスターを抑え込めていない。(下司佳代子)

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