ワクチン受けたらぜひ観光へ EU、域内への渡航OKに

新型コロナウイルス

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は20日、新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人を対象に、観光など不要不急の目的でのEUへの渡航を認めると決めた。検査での陰性を条件に子どもの同行も可能になる。変異ウイルスなどの状況によっては凍結もありえるが、夏の観光シーズンを控え、落ち込んだ経済の活性化にもつなげる狙いだ。

 ただ、国境管理の権限は加盟各国にあり、具体的な受け入れの条件や時期、入域時の検査の是非などは各国の判断に任される。フランスの場合、6月9日からとなる。

 対象のワクチンは、米ファイザー製や英アストラゼネカ製などEUが承認したり、中国のシノファーム製など世界保健機関(WHO)の「緊急使用リスト」に登録されたりしているもの。到着2週間前までの接種完了を条件とした。

 EUへの渡航は昨年春から、医療関係者らを除いて原則として禁じられている。ワクチンとは別に、感染状況が深刻でない国のリストをつくり、いまは8カ国から観光客を受け入れている。この判断基準のひとつである10万人あたりの新規感染者数についても、25人以下から75人以下に緩めた。日本は当初、リストに入っていたが、1月に外れていた。(ブリュッセル=青田秀樹)

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