相次ぐ副大臣の遅刻 官房長官が苦言「国会最優先に」

菊地直己
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 三原じゅん子・厚生労働副大臣や中山泰秀防衛副大臣が国会審議に遅刻したことを受け、加藤勝信官房長官は20日夕、首相官邸に副大臣らを集めて緊急の会合を開いた。加藤氏は「国会対応を最優先に全力で取り組んで頂きたい」と注意した。

 冒頭、加藤氏は「このような形で注意喚起を行うことは極めて異例のことであることをしっかり認識して頂きたい」と強調。相次ぐ遅刻を「極めて遺憾」とし、「一層の緊張感を持って国会対応にあたるよう、職員にも徹底して頂きたい」と呼びかけた。

 また、菅義偉首相は20日夜、記者団の取材に「極めて遺憾で、国民の皆さんに大変申し訳ないと思う。議会関係の皆さんにもご迷惑かけ、申し訳ないと思っている」と述べた。

 三原氏は13日の参院厚労委員会に遅刻。菅義偉首相は18日の参院本会議で「今後このようなことが起こらないよう、政府全体で気を引き締めて、国会対応にあたる」と陳謝したばかりだったが、中山氏は20日の参院外交防衛委員会に遅刻し、この日の質疑は取りやめになった。(菊地直己)