大型商業施設に土日休業を要請 感染高止まり続く福岡県

新型コロナウイルス

神野勇人
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 福岡県の服部誠太郎知事は20日、新型コロナウイルスの新規感染者が高止まりしているとして、百貨店やショッピングセンターを含む大型商業施設などに対し、緊急事態宣言中の土日の休業を要請すると発表した。

 今月12日に始まった緊急事態宣言で、県は床面積が1千平方メートル超の大型商業施設(生活必需品を除く)やパチンコ店などに、午後8時までの営業時間の短縮を要請。それでも昨年4月の宣言時に比べて繁華街の人出の減少は鈍く、週末の休業要請で買い物客らを減少させる必要があると判断した。休業に応じた施設には床面積に応じて協力金を支払う。

 県内の新規感染者数は12日に634人と過去最多を更新。その後も明確な低下傾向を示していない。19日時点で直近1週間の人口10万人あたりの新規陽性者は61・2人と、政府の分科会が示す区分で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」の基準を超えている。

 最近の新規感染者の変異株の割合も91・4%に上り、服部氏は「今回の爆発的感染は変異株による影響が極めて大きい」と指摘。宣言解除については「より慎重に判断する必要がある」とし、病床使用率などの各指標がステージ2に向けた低下傾向を示すことが前提だとした。

 県独自で開設を検討しているワクチンの大規模接種センターについては、田川市福岡県立大とみやま市の保健医療経営大に設置すると発表した。高齢者の7月末までの接種が「困難」と答えた市町村の高齢者らを1日最大1千人ずつ受け入れる。6月上旬に予約の受け付けを始める予定。(神野勇人)

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