鳥葬、死後婚… 世界の死生観をトランプに 作ったのは

有料会員記事

高井里佳子
[PR]

 「死後婚」「遺体を叩(たた)け!踏みつけろ!死霊を追い払うために」――。京都を拠点に活動する若手僧侶グループが、死にまつわる世界各地の考え方や風習をあしらったユニークなトランプを作った。誰にでも訪れる死について考え、語り合うことで、生を見つめ直すきっかけにしてほしい、との思いを込めたという。

ハートやスペードの代わりにドクロやおばけ

 全54枚で、普通のトランプとして使える。ハートやスペードなどの代わりにドクロやろうそく、おばけ、線香をマークにしているのが特徴の一つ。数字を記した各札の中央部分に、イラストや文章で世界各地の死生観を描いており、「世界の死生観の物語を、観光するように知ってほしい」との思いから「死生観光トランプ」と命名した。

 例えば、おばけの4の札は、チベットの「遺体を鳥がついばむ『鳥葬』」。鳥によって人が天国に導かれる様子を描いたという。線香の10は、ペルーの「死んでからもパパイヤを探してさまよう霊」。アンデス山中の一部住民の間では、死者の霊は住み慣れた場所をさまよってパパイヤを食べる、と信じられていることを紹介している。

 ジョーカーは2枚。東アジア…

この記事は有料会員記事です。残り733文字有料会員になると続きをお読みいただけます。