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「インド型流行なら、もっと大変」 専門の医師が警鐘

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聞き手 編集委員・辻外記子
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 新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、沖縄県に2度目となる緊急事態宣言が出される見込みとなりました。県の専門家会議委員を務める沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩副部長に現状と今後の見通しを聞きました。

自宅療養者に向け「在宅医のチームを準備」

 ――今週、感染が急増しました。なぜでしょうか。

 大型連休があり、観光客や帰省客が増えたこともありますが、県民の皆さんがお休みだったことで、人と人の交流が増えた影響もあると考えています。那覇市や八重山では英国型の変異ウイルス(変異株)に置き換わり、急拡大しています。感染者を年代別でみれば、若い世代が中心ですが、徐々に高齢者らに広がり始めています。

 ――防御策はなかったのでしょうか。

 沖縄県は、緊急事態宣言が出されている地域から沖縄へ来るのを控えるよう求めていました。ただ、これは全国で連携して取り組むべき課題です。それでも来る方には、沖縄に入る前にPCR検査を受けてもらうよう呼び掛けています。しかし、これも徹底することはできませんでした。

 ――病床も埋まりつつあるようです。

 重症化リスクがあるのに入院できない自宅療養者に対応できるよう、県の本部で在宅医の有志によるチームを準備しています。患者宅を訪問し、在宅酸素を使うことなどを想定しています。

 ――今後の見通しは。

 これまでの流行データの分析…

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