副大臣遅刻問題 与党が全官房長集めて注意 

山下龍一
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 三原じゅん子・厚生労働副大臣と中山泰秀・防衛副大臣が参院の委員会審議に相次いで遅刻し、国会審議が中断した問題で、参院自民の末松信介、参院公明の秋野公造両国対委員長が21日、全省庁の官房長ら24人を国会内に集めて、時間管理を徹底するように注意をした。

 官房長は省庁内の総合調整を担う幹部だ。問題を起こした厚労、防衛両省のほか、日銀や宮内庁最高裁の担当者も呼び集められた。

 席上では、自公幹部が「次に問題が起きたら、その省庁が出した法案の審議は打ち切りになるくらいのつもりで、緊張感のある対応を」などと釘を刺した。

 来月16日の通常国会会期末に向けて、国民投票法改正案や土地規制法案などの審議が残っており、与野党の攻防も続いている。

 政府も事態を重く見ており、加藤勝信官房長官が20日、首相官邸に副大臣、政務官らを集めて注意。菅義偉首相も記者団を前に「大変申し訳ない」と陳謝していた。(山下龍一)

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参院外交防衛委に遅刻したことについて、記者の質問に答える中山泰秀防衛副大臣=2021年5月20日午後1時15分、国会内、上田幸一撮影
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参院外交防衛委に遅刻したことについて、記者の質問に答える中山泰秀防衛副大臣=2021年5月20日午後1時15分、国会内、上田幸一撮影
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参院厚労委で、13日の遅刻について謝罪する三原じゅん子厚生労働副大臣=2021年5月18日午前10時11分、上田幸一撮影
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参院厚労委に遅刻し、議員と話す三原じゅん子厚労副大臣(右)=2021年5月13日午後3時28分、国会内、上田幸一撮影