町職員、公金着服で処分 コロナ禍で中止の行事予算も?

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 東京都大島町(伊豆大島)の50代の男性職員が3月、公金十数万円を着服したとして減給10分の1(2カ月)の懲戒処分を受けていたことが21日、町などへの取材でわかった。

 職員は5月に自宅で死亡し、現場の状況から自殺の可能性が高いという。町関係者によると、着服した総額は約1800万円に上る可能性があるといい、町が警視庁に相談している。

 職員は教育文化課の副参事(係長級)で、スポーツイベントの企画などを担当していた。町は3月16日付でこの職員を処分し、10日間ほど庁舎の掲示板に処分内容を貼り出したという。

 町関係者によると、着服した公金にはコロナ禍で中止になったイベントの予算などが含まれている可能性もあるという。

 三辻(みつじ)利弘町長は取材に「職員が亡くなったことはショックだ」とし、懲戒処分で認定した以外の着服の疑いについては「調査中のため、現時点ではこれ以上コメントできない」と話した。