「信長の野望」のコーエー女性会長 SBG社外取に

山本知弘
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 ソフトバンクグループ(SBG)は21日、人気ゲーム「信長の野望」シリーズなどで知られるコーエーテクモホールディングスの襟川恵子会長(72)を社外取締役にする人事を発表した。6月23日の株主総会日付。「経営者としてのたぐいまれな実績」が理由だとしている。

 襟川恵子氏は多摩美術大出身だ。「シブサワ・コウ」のプロデューサー名で知られる夫の襟川陽一氏とともに、光栄(現コーエーテクモゲームス)を1978年に創業した。光栄は三国志大航海時代など歴史を題材にしたヒット作を出している。襟川恵子氏は主要なゲームのグラフィックやパッケージデザインを監修した。株式運用にも詳しく、コーエーテクモホールディングスで1千億円を超える資産運用の指揮も執っているという。

 SBG広報によると、孫正義会長兼社長が襟川恵子氏と以前から面識があり、経営手腕を高く評価していたという。

 SBGはこの日、襟川恵子氏ら3人を新たに取締役にする人事を発表した。人事院人事官に就任予定の川本裕子氏ら3人の取締役が退任する予定だ。取締役の人数は計9人で、そのうち女性1人の構成は変わらないという。(山本知弘)