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モデルナ製ワクチン、接種会場へ出荷開始 特別体制で

江口英佑
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 武田薬品工業は21日、厚生労働省が承認した米モデルナ製ワクチンについて、東京と大阪の大規模接種会場への輸送を始めたと発表した。24日に接種が始まる。低温で運ぶため、航空会社や医薬品卸などと特別な流通体制を整備した。

 モデルナのワクチンは、すでに国内での接種が始まっている米ファイザー製と同じ「メッセンジャーRNA(mRNA)」という遺伝物質を使う。mRNAは壊れやすく、保管温度は零下20度と定められている。

 ワクチンは4月末以降、段階的にベルギーから関西空港に輸入されており、東京や大阪の大規模接種会場に運ばれる。長時間にわたり厳格な温度管理が求められるため、日本航空、関西エアポート、近鉄エクスプレス三菱倉庫、メディパルホールディングスなどが協力して輸送に携わる。

 日本政府は、米モデルナ製ワクチンを2500万人分調達する契約を結んでいて、追加で2500万人分を調達する協議も続けている。(江口英佑)