ミャンマー国軍、スーチー氏が率いるNLDを解党へ

バンコク=福山亜希
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 ミャンマーでクーデターを起こした国軍が設置した選挙管理委員会は21日、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)を解党する方針を明らかにした。現地メディアが伝えた。NLDが圧勝した昨年11月の総選挙で「違法行為」があったことが理由だとし、NLDの指導者らを訴追する考えも示したという。

 各政党を集めたこの日の会合で選管委員長が、NLDは地滑り的な勝利を得るため、有権者名簿を操作したなどと主張。NLDの解党に向けて「行動する」と述べたという。

 総選挙ではNLDが改選議席の8割を得た一方、国軍系政党は惨敗。直後から国軍側は不正があったと主張し、クーデターの理由にも挙げている。国軍側は非常事態宣言の解除後に総選挙をするとしているが、その前に民主派勢力を一掃する姿勢が明確になった。(バンコク=福山亜希)