東京五輪のテスト大会、海外から来た関係者がとった行動

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荻原千明
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 東京オリンピック(五輪)・パラリンピックでは9万人超の選手・大会関係者が来日し、選手村、滞在ホテルと競技会場を行き来する。新型コロナウイルス感染拡大のリスクはないのか。今月開かれた飛び込みの五輪テスト大会で、海外から大会関係者を受け入れたホテル幹部の証言から見えたものは――。

 4月末、黒塗りのワゴン車が東京都江東区の「東京イーストサイドホテル櫂会(かいえ)」の裏口に静かに止まった。成田空港から約65キロ。車を降りた人たちは大きなスーツケースを引き、「Private Entrance/Exit(専用出入り口)」と書かれた無機質なドアに向かう。

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大会関係者はホテル裏手の搬入口から出入りした=東京都江東区の東京イーストサイドホテル櫂会、同ホテル提供

 本来はリネン類や食材が出入りする業務用の搬入口だが、4月25日~5月8日の2週間、ホテルから約1キロ離れた五輪水泳会場「東京アクアティクスセンター」で開かれた飛び込みのテスト大会(5月1~6日)の関係者たちが、静かに出入りを繰り返した。

 期間中、約30カ国から審判や国際水泳連盟日本水泳連盟の役員、ガイド、医師ら約80人(最大時)が宿泊した。

人目を忍ぶ、その訳は

 人目を忍ぶように裏口から出…

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