缶チューハイ回収に「もったいない」 専門家の見方は?

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宮川純一
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 宝ホールディングス(HD)で缶チューハイの缶部分に突起が見つかり、計約9600万本を対象に自主回収すると発表したことをめぐり、食品ロス削減などの観点から「もったいないのでは」といった声がインターネットなどで上がっている。しかし、缶でけがをした人も実際に出ている。宝HDの対応について専門家に聞いた。

 同HDによると、回収するのは同社傘下の宝酒造楠工場(三重県四日市市)で製造した缶チューハイ。購入者の男性1人が指に軽いけがをしたという。中身の品質に問題はなく、缶に異常のないものは飲むことができる。しかし、異常に気づかずにけがをするおそれがあることや、気分が悪いと思う人がいることも想定し、自主回収の対応を取ったという。対象は宝酒造がつくる品目のうちの半数以上にあたり、回収した缶チューハイは廃棄するという。ただ、大部分はすでに消費されたとみている。

 自主回収発表の翌21日、同社には消費者から対象商品の範囲や見つかった突起の詳細の問い合わせが相次いだ。「飲んで大丈夫か」という声のほか、「おしかりもあった」(広報)という。

 インターネットやSNS上な…

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