競泳入江、「しっかりと議論を」 IOCコーツ発言受け

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 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長が緊急事態宣言下でも東京五輪は開催できるという認識を示したことについて、競泳日本代表主将の入江陵介(31)=イトマン東進=は22日、「(開催、中止)どちらの意見も聞いて、しっかりと議論をしてほしい」と話した。

 入江はこの日、茨城県ひたちなか市であった大会に出場。「1選手としては、五輪代表として、大会に向けて強化していくことが自分たちの課題」としたうえで、「置かれている現状とは常に向き合わなきゃいけないし、僕たちアスリートは耳を傾けている。なにがなんでもやりたい、という気持ちは正直、ない」と述べた。

 そのうえで、「みなさんの意見を聞いて、どういう風にしたら、みんなが納得する形で行えるのか。中止という判断をしてほしい方もいるし、やってほしいという判断をしてほしいという方もいると思う。どちらの意見もしっかりと議論してほしい」と語った。

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