「この木なんの木」 名フレーズの数々、生んだ秘訣は?

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定塚遼
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20年来の仲間 編集者・音楽ライターの濱田髙志氏が語る

 「この木 なんの木 気になる木」「パッ!と さいでりあ」「オー・モーレツ!」……。頭に残って離れないフレーズのCM曲を数多く世に送り出した作詞家の伊藤アキラさんが、15日に80歳でこの世を去った。時代を彩った楽曲群を生み出した裏側には、師から受け継いだある言葉があったと、20年以上ともに仕事をしてきた編集者で音楽ライターの濱田髙志(たかゆき)さんは話す。

 シンプルな1行。それを聞いただけでぐっとその世界観に引き込まれる。伊藤さんの言葉の中にある世界は、とても映像的で、イメージを喚起させるものでした。

言葉と音楽、うまくはめこむリズム感

 コピーライターとしての才能がずば抜けていて、言葉はいつも端的で潔い。ぎっしり詰めずに行間を大事にしていた。

 そうしたシンプルな言葉をう…

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