東大医学部生、三段跳び優勝 ユニホーム変更の提案も

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山田佳毅
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 今年100回を数える、陸上の関東学生対校選手権、通称「関東インカレ」(神奈川・相模原ギオンスタジアム)で、東京大学の女子選手が初めて優勝を果たした。

 22日、女子三段跳びで栄冠に輝いたのは、東大医学部医学科6年生の内山咲良(さくら)(東京・筑波大付属高)。6年生だが、4年生のときに初めて出場したため、計4回出場できる関東インカレへの出場資格がある。一昨年、昨年は惜しくも4位。最終学年の今年、ついに頂点に立った。「周りに強い選手が多い中、優勝できたことはうれしい」

 決勝に進み、2度目の跳躍で12メートル86を記録。これで首位に立った。ただ、追われる立場には慣れていない。「きつかった。いつか抜かれるかもしれないと思ったので」。競技中、表情から険しさが取れることはなかった。

 だが、最後の6度目の試技の前、ついに優勝が決まった。顔が緩んだ。スタンドに向かって手を打ち鳴らし、手拍子を要求。「この規模の大会では初めてやりました。高揚感がありました」「試合の時は、自分の気持ちの変動を利用して、わざと冷静さを欠いてやっているところがあるかもしれない」

 元々は走り幅跳びの選手。大学3年生の時に出場した三段跳びで好成績を残し、4年の春からこの種目で急成長した。自己ベストの13メートル00も、その年の日本学生陸上対校選手権(日本インカレ)で出したものだ。この日の優勝を決めた跳躍も「13メートルを跳んだ時に近い感覚があった。すごく跳ねたなと」

 5年次から医学部の実習を続けているが、合間に練習時間をつくるなど工夫してきた。短距離のコーチに相談して、スプリント力を上げるメニューに取り組んだことが、助走の勢いを伸ばしてくれたようだ。

 最近、大学ユニホームのモデルチェンジを提案した。「生理の時ににじんじゃったり、上が透けちゃったりすることがあり、不便だなと思っていた」。伸縮性も前より富んだものになったという。

 「東大生」ということで話題…

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