全米の高校生が集う科学大会、洛北高生がオンライン参加

小松万希子
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 全米の高校生が科学の知識や思考力を競う「サイエンス・オリンピアド」が23日にあり、京都府立洛北高校(京都市左京区)が日本代表で参加した。コロナ禍の今年はオンライン開催。渡米せずに、学校で知恵を絞った。

 州予選を勝ち抜いた米国60チームと「グローバルアンバサダー」として招かれる日本代表が出場。日本代表は毎年3月の「科学の甲子園全国大会」の優勝チームで、洛北高は府内で初めて総合優勝を果たした。

 この日は3年生8人が4教室に分かれ、化学や水生環境、科学捜査などの出題にパソコンで解答した。派遣された通訳も戸惑う専門用語が頻出するなか、難問に挑んだ。結果は25日、動画サイトのユーチューブで発表される予定だ。

 関子龍(しりゅう)さんは化学の課題に「50分で130問。数の多さにびっくり」と苦笑い。小さい頃から魚好きの嶽釜(たけがま)伸太郎さんは水生環境の課題に「魚の写真を見て名前を答える問題があり、すぐわかりました」と話した。

 普段は大半がバレーや陸上、テニスなど運動部で活動。昨夏に同級生でチームをつくり、サイエンス部にも入部。放課後に勉強を重ね、全国606校の頂点にたった。夢は研究者やエンジニア、経営者とさまざま。弁護士をめざす副キャプテンの高畑倫太郎さんは「法律家は科学の知識も必要だと思う。皆の長所を生かして達成した、この経験を将来にも生かしたい」と振り返った。(小松万希子)