バスがワクチン接種会場に? 埼玉・川越市が実証実験

新型コロナウイルス

西堀岳路
[PR]

 埼玉県川越市は23日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で車両を使った移動会場方式が採れるかどうかを探る実証実験を行った。座席を外した大型観光バスを使った実験で、この方式が可能となれば、集団接種に機動性を持たせることができる。各地域を巡回することにより、高齢者が遠くの会場に向かう必要がなくなる。接種の加速に役立つかどうか検討する。

 実験は「イーグルバス」(本社・川越市)が提供したリフト付きバスで行われた。車いす用に客室中央部の20人分の座席を取り外せるため、そこで医師による予診と看護師による接種ができるよう椅子や机を配置した。客室後部にはベッドをしつらえ、接種直後に体調が急変した人に対応する。乗降の誘導は2人のバスガイドが行い、車いす用リフトの操作は運転手が担った。

 集団接種の模擬訓練に合わせ、職員が接種を受ける役になった。市は「会場にできる各種施設も点在しており、移動方式が効率アップにつながるかは、まだ検討が必要」としている。(西堀岳路)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]