なるか51季ぶりの優勝 阪神大学野球、甲南大がPOへ

高橋健人
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 阪神大学野球の春季リーグ戦で、甲南大が51季ぶりの優勝にあと一歩に迫っている。

 最終週の2回戦が行われた23日。勝ち点27(9勝2敗)で首位の甲南大は、3位の大体大戦に勝つか引き分ければ、1995年秋以来となる優勝を自力で決められた。だが、3―6で逆転負けした。

 直後の試合で、同24(8勝3敗)で2位の天理大が引き分け以下に終わった場合も優勝が決まったが、天理大が関西国際大を7―0で下して勝ち点を27に伸ばしたため、決着は24日のプレーオフ(兵庫・ほっともっと神戸、24日正午)へと持ち越された。

 甲南大はここまで、最速144キロの2年生エース、井村多朗(徳島城東)が登板した5試合はわずか計3失点。ロースコアの接戦に持ち込み、好機を確実にものにする戦いで勝ち点を積み上げてきた。「走者を背負ってから強気さがすごい」と谷口純司監督。バックを支える野手も、機動力のあるライバルチームを警戒し、捕球から送球までの時間を縮められるよう取り組んできた。

 4月24、25日に行われるはずだった天理大戦は、新型コロナウイルスの影響で2試合とも、甲南大が不戦勝になった。24日の大一番が今季初対決となる。主将の冨士佳資(4年、鳴門)は「天理に勝たずに優勝はないと思っていた」。谷口監督も「私たちは挑戦者。全力で戦う」と力を込めた。(高橋健人)