愛知は独自の大規模会場 病院「攻めの接種が始まった」

新型コロナウイルス

小林圭
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 独自に新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を設けた愛知県では24日、藤田医科大病院(豊明市)で接種が始まった。県営名古屋空港ターミナルビル(豊山町)でも同日午後に始まる。初日は両会場ともに名古屋市内の高齢者が対象。今後、春日井市などほかの市町にも拡大する。両会場あわせて1日最大3千人に接種できるという。

 藤田医大には24日午前7時ごろから対象者が訪れ、午前9時の予定を少し前倒しして開始。体育館内に設けた四つのブースで、看護師が接種していった。

 名古屋市緑区の鈴木漸さん(89)と妙子さん(89)夫婦は、娘に送迎してもらって会場を訪れた。名古屋市の集団接種は予約が取れず、かかりつけ医も予約が始まっていなかったため、どこで接種できるか思案していたという。

 大規模接種の予約は娘と息子にインターネットで取ってもらった。漸さんは「スムーズに打てた」。妙子さんは「思ったより気軽に打てた」と安心した様子だった。外出を控える生活はしばらく続けるという。

 同大病院の岩田充永副院長は、「今は入院患者が多くて大変な状況だが、やっと『攻め』のワクチン接種が始まった。期待している人も多く、準備したかいがあった」と話した。

 県によると、同日午前9時時点で、藤田医大の接種予約は名古屋市を対象とする1万3千人分のうち86・8%が埋まっている。空港会場での名古屋市向け2万4500人分は63・8%。同会場の春日井市5千人分は100%埋まったという。(小林圭)

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