東京の感染者発表、15時→16時45分に その理由は

新型コロナウイルス

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 新型コロナウイルスの感染者数について、東京都は24日、午後3時に出していた速報を取りやめると発表した。速報で伝えていた1日あたりの感染者数や年代別の内訳、重症者数に加えて、検査件数や区市町村別の感染者数、死者数などの情報をまとめて午後4時45分に発表するとしている。

 今回の変更で、都内での1日あたりの感染者数が明らかになる時間は、午後3時から午後4時45分に遅れることになる。都は「業務の効率化を図りつつ、都民がよりいち早く総合的に把握できるような情報発信となるよう努めていく」としている。

 都はこれまで、その日の感染者数や年代別の内訳などを午後3時に「速報」として発表し、午後7時ごろに詳報として、検査件数や区市町村別の感染者数、死者数などを追加で公表していた。24日からはこれらの情報を午後4時45分に一本化し、「確定報」として発表するという。

 都によると、午後3時に先行して感染者数を速報するこれまでの発表方法に対し、都庁内では「誤解を招く」「感染状況が正しく伝わらない」との懸念が出ていた。発表方法を変えることで、感染者数と同時に検査数を発表し、検査数に対する感染者数の割合が分かるようにする狙いがあるという。また、新型コロナ対応で業務が増えている担当職員らの負担を減らすことも理由という。

 ただ、緊急事態宣言下にもかかわらず、今回の変更によって、都民の関心が高い感染者数の発表時間が遅れることになる。小池百合子知事は24日、記者団に「職員の数が限られている中で、業務内容を調整した結果、まとめてお伝えすることにした」と話した。

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