フロイドさん弟「人種問題、関心持ち続けて」 事件1年

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ニューヨーク=藤原学思
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 米ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイドさん(当時46)が死亡した事件から1年を迎えるのを前に、ニューヨークで23日、集会が開かれた。演説したフロイドさんの弟、テレンスさん(43)は「人種問題について関心を持ち続けてほしい」と訴えた。

 フロイドさんは昨年5月25日、警官から首を圧迫されて亡くなった。事件を機に米国内外で「黒人の命を軽んじるな」と訴えるブラック・ライブズ・マターBLM)運動が広がり、先月、第2級殺人などの罪で警官に有罪の評決が言い渡された。

 テレンスさんは集会で「1年間、ジェットコースターに乗っているかのようだった。世界がやっと目覚めてくれた。私たち黒人のカルチャーが、正義の表情を変えた」と振り返った。

フロイドさんとの思い出も語り…

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