頭に銃、尋問で殴打 北角さんが聞いたミャンマーの現実

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半田尚子
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで当局に1カ月近く拘束され、今月14日に帰国した日本人フリージャーナリストの北角(きたずみ)裕樹さん(45)が24日、朝日新聞のオンライン取材に応じた。収容された刑務所での状況や、ミャンマーへの思いを語った。

 日本経済新聞の元記者の北角さんがミャンマーに渡ったのは2014年。現地の情報雑誌の編集長を経て独立し、日本の雑誌やニュースサイトで記事を発信してきた。2月1日のクーデター後も、緊迫する現地の情勢を伝えた。

 北角さんは4月18日にヤンゴン市内の自宅で逮捕され、郊外のインセイン刑務所に収容された。5月4日、刑務所内にできた仮設の裁判所で読み上げられた起訴状によると、主な罪状は「知人のミャンマー人男性に2千ドルを支払い、ビデオを購入した」というものだった。さらに、支払ったとされる2千ドルは抗議活動の原資となっていたと書かれていた。

 一方、国営メディアは「フェイクニュースを流した罪」と報道し、起訴状とは異なっていた。北角さんは「全く身に覚えがない」と語る。

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