教員がアカウント乗っ取り被害 児童写真など閲覧可に

狩野浩平
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 大阪教育大学大阪市教育委員会は24日、小学校の教員がフィッシング詐欺に遭い、延べ約1300人の児童の名前や顔写真などの個人情報が不正に閲覧できる状態になったと発表した。今のところ個人情報の不正使用などの被害は確認されていないという。

 大教大と市教委によると、詐欺に遭ったのは2014~17年度は大阪市立小で、18年度からは大教大付属小で勤務する男性教員。

 クラス写真や名簿をメモ代わりに私用のスマートフォンで撮影していたが、写真は自動的に私用のクラウドサービスにも保存される設定だった。今月3日、宅配業者を名乗るショートメールが届き、クラウドのIDとパスワードを入力。5日、アカウントが乗っ取られていることがわかった。

 個人情報の多くは顔写真や名前だが、一部には住所、電話番号、生年月日のほか、保護者から担任への相談内容が書かれた連絡帳も含まれる。

 大教大はアカウントの停止を運営会社に求めるとともに、警察に対応を相談している。(狩野浩平)