大規模接種スタート、初日7500人 接種率は1割未満

有料会員記事新型コロナウイルス

松山尚幹、野口憲太 遠藤隆史、森岡航平
【動画】新型コロナウイルスワクチンの大規模接種がスタート=関田航撮影
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 政府が東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」で24日、接種が始まった。防衛省によると、初日は計7500人が対象だったが、目立った混乱はなかったという。この日は3県が独自会場で接種を始めるなど都道府県の取り組みも広がりつつあるが、高齢者のうち、1回目の接種を終えた人は1割に満たない。

 自衛隊のセンターは、午前8時から接種が始まった。最初の1週間は東京23区、大阪市に住む65歳以上の高齢者が対象。初日の枠は東京会場が5千人、大阪は2500人。今後、1週間かけて東京は1万人、大阪は5千人まで、規模を拡大する方針だ。

 31日以降は東京都内と大阪府内に、6月7日以降は東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県と大阪、京都、兵庫の3府県に対象を広げる。いずれも自治体から送られる接種券を持っている高齢者で、まだ接種していない人が対象になる。

 菅義偉首相は高齢者向けワクチン接種の「7月末の完了」を掲げる。接種初日の東京会場を視察した後、記者団に「新型コロナ感染拡大を防止する切り札はワクチン接種だ」と語り、「打ち手」の確保などに取り組む考えを示した。

 都道府県レベルで独自に接種会場を設置する動きも出ており、24日は宮城、群馬、愛知の3県が接種を開始。朝日新聞の調査では、この県を含めた15府県が独自会場を置く方針だ。官邸幹部は「切磋琢磨(せっさたくま)するようになれば、接種も早く進む」と話す。

■接種率、都道府県でばらつき…

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