歯科医師がワクチン接種へ 防府市で6月から

新型コロナウイルス

前田健汰
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 新型コロナウイルスワクチンの迅速な接種のため、山口県防府市は24日、歯科医師と薬剤師に協力を得ることになったと発表した。来月上旬から市内の集団接種会場で歯科医師による接種が始まるほか、すでに薬剤師ワクチンの希釈や注射器への充塡(じゅうてん)を担っている。

 市と防府医師会、防府歯科医師会、防府薬剤師会が共同会見して明らかにした。これまでに歯科医師会員53人中22人、薬剤師会員約200人中約30人が協力する意向を示している。30日に筋肉注射の実習をする。

 市によると、市内の対象高齢者は約3万5千人。菅義偉首相が掲げた高齢者向けワクチン接種の「7月末の完了」はもともと可能だったが、歯科医師や薬剤師の協力を得て計画より前倒しして終えることで、基礎疾患のある人や一般の接種開始時期が早まるとしている。池田豊市長は「介護施設従事者への先行接種が加わり、医療従事者に大変な負担がかかっている。協力を申し出てくれてありがたい」と話した。

 防府市によると、歯科医師会や薬剤師会単位で接種に協力するのは県内初という。(前田健汰)

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