イスラエル「共生の街」に異変 広がるガザ衝突の余波

有料会員記事ガザ情勢

エルサレム=清宮涼、高野遼 ロッド=清宮涼
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 イスラエルパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスなどが停戦してから22日で2日目を迎えた。ロイター通信などによると、エジプト政府の監視団も現地入りし、停戦は守られている。ガザ地区には食料や医療物資なども届き始めた。

 イスラエル当局とパレスチナ人の緊張は続いている。AFP通信などによると、エルサレムのイスラム教の聖地アルアクサ・モスクでは21日、礼拝に訪れたパレスチナ人と治安当局が衝突。イスラエル側は「投石があった」とし、ゴム弾や催涙ガスなどを使用した模様だ。

 ガザ地区での軍事衝突はエルサレムをめぐる対立から発展した経緯がある。停戦合意ではハマス側が求めるエルサレムをめぐる問題の解決は棚上げされており、今後も不安定な情勢が続きそうだ。

 ガザ地区の保健省によると、10日の空爆開始以来、死者は子ども66人を含む248人に上っている。(エルサレム=清宮涼、高野遼)

地元市長「内戦が起きた」

 21日に停戦を迎えたパレスチナ自治区ガザ地区の武装勢力とイスラエル軍による武力衝突は、イスラエル占領下の東エルサレムをめぐるパレスチナ側の反発がきっかけだった。反発の声はパレスチナ自治区にとどまらず、イスラエル国内のアラブ系住民にも広がった。これまでユダヤ系住民との「共生」を続けてきた街で異変が生じている。

 1948年にイスラエルが建…

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