幻の高級魚マツカワが大量に 陸上養殖の秘密はあの水源

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安田琢典
【動画】青森県の龍飛岬で養殖される幻の魚「マツカワ」=安田琢典撮影
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 食通の間で「幻のさかな」とも称される高級魚「マツカワ」の養殖が、青森で進められている。大型カレイの一種だが、知名度が低くて市場にあまり出回らず、養殖を手がける自治体は本土ではほとんどない。そもそも青森ではほとんど水揚げされていないにもかかわらず、養殖に取り組む理由とは。

 マツカワは主に北海道の太平洋側に生息し、産卵期の1~5月ごろは福島県から茨城県の沖合に移動する。大きいものだと2キロ近くになり、上品で淡泊な白身は刺し身にすると絶品だ。青森県内で水揚げされるのは年に100匹もいないという。

 名曲「津軽海峡・冬景色」の舞台として知られる外ケ浜町の龍飛崎。すぐそばにある龍飛ヒラメ養殖生産組合の陸上の養殖施設を訪れると、大きな水槽の中を約6千匹のマツカワが悠々と泳いでいた。

 組合は1989年、竹下登内…

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