中部電力がレタス工場、世界最大級2024年から販売へ

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近藤郷平
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 中部電力は25日、静岡県袋井市に世界最大規模となるレタスの植物工場を建設し、2024年1月から生産や販売を始めると発表した。エネルギー以外の新領域に事業を広げることを強化しており、その一環だ。

 中部電とグループの不動産会社日本エスコン(東京都港区)、植物工場での栽培ノウハウがあるスプレッド(京都市)が同日、新会社設立の協定を結んだ。3社は今年7月をめどに新会社をつくる。10月に世界最大規模となる1日10トンのレタスを生産できる工場「テクノファーム袋井」(敷地面積約2万4400平方メートル)を、東名高速の袋井インターチェンジそばで着工する。太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを積極的に使った工場とし、工場内での栽培や収穫などについても自動化を進め省人化をはかる。投資額は非公表。

 中部電の林欣吾社長は25日…

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