五輪、都議選の争点に? 都民ファ、知事与党ゆえの苦悩

有料会員記事東京都議選2021

軽部理人、釆沢嘉高、池上桃子
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 東京都議選が1カ月後の6月25日に告示される。これまで国政選挙にも影響を与えてきた首都決戦は、東京五輪開幕直前の7月4日に投開票される。新型コロナウイルスの感染が収束しない中、大会中止を求める世論は日増しに高まり、開催の是非が争点の一つになりそうだ。

 「延期と訴えるべきか、あるいは無観客か。五輪についてどう扱うか、もっと議論するべきだ」。都議会第1会派の「都民ファーストの会」が25日に開いた議員総会では、数人からそんな意見が相次いだという。

 小池百合子都知事が率いた都民ファは前回の都議選で、公認した50人中49人が当選。自民党を歴史的大敗に追いこんだ。だが、小池氏は昨夏の都知事選で、自民の実質的支援を受けて再選し、小池氏と自民は対立を解消。今回の都議選で、他党との明確な違いを打ち出せるかは都民ファの存在意義にかかわり、「結党以来の正念場」(都議)となる。

 支持基盤が盤石ではない議員の一部には、共産党が都議選で公約に打ち出した「五輪中止」への強い警戒感がある。

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