京大初の博士学位取り消し 博士論文に一部盗用が判明

野中良祐
[PR]

 京都大学は25日、博士論文に一部盗用があったとして、京大大学院人間・環境学研究科の元大学院生に与えた博士学位を取り消すと発表した。京大での博士学位の取り消しは初めてという。

 京大によると、元大学院生は2012年に日本語と中国語に関する博士論文を提出し、博士学位を取得した。博士論文には、自身が以前に発表した別の論文の内容が盛り込まれており、この論文で他人の論文の文章やアイデアを出所を明示せず引用する盗用をしていたことがわかった。

 京大は再発防止策として、研究倫理の講習会の開催や、学位論文を審査する教員の増加などに取り組むとしている。野中良祐