電源プラグ外れワクチン30回分廃棄へ 兵庫・猪名川町
石村裕輔
兵庫県猪名川町は25日、新型コロナウイルスワクチンの保管庫の電源プラグが外れ、30回分が使えなくなり廃棄すると発表した。
町によると、ワクチンは医療従事者用。24日午後5時半ごろ、町保健センター内にある保管庫の電源プラグに、横に置いていた非常用電源装置が当たった状態でプラグが曲がり、コンセントから抜けていることに職員が気づいた。零下20度での保管が必要だったが、常温になっていたという。
保管庫があった部屋は19日、町民対象の健康診断に使われていた。電源装置のキャスターはロックがかかっておらず、この日、何らかの理由で装置が動いてプラグにぶつかり、外れてしまったとみられるという。(石村裕輔)

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