阪大総長、西尾氏を再選 教職員対象調査では2位

狩野浩平
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 大阪大学は25日、次期総長に、現職の西尾章治郎氏(69)=データ工学=を再任した。次期任期は8月26日から2025年3月末まで。西尾氏は15年から総長を務め歴代の中で最長の在任期間となる。04年の国立大学法人化以来、再任は初めて。

 阪大によると、総長候補は3人いた。25日に行われた教職員対象の学内意向調査の得票数は、西尾氏は3人中2番目だった。続く学内外の識者が委員となっている選考会議での投票で順位が入れ替わり、西尾氏が再任された。選考会議は「総合的に判断した」と説明。西尾氏は「非常に重く受け止め、念頭に置きながら経営を行っていきたい」と話した。

 西尾氏は京都大工学部卒。1988年に阪大の基礎工学部助教授となり、2015年から総長を務めてきた。西尾氏は記者会見で「大学を取り巻く環境は大きくかわっている。国や社会からの期待はいっそう高まっており、私が総長を続投することが必要だと考えた」と話した。(狩野浩平)