フロイドさん家族、バイデン氏と面会 「関心に感謝」

ワシントン=合田禄
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 米国で黒人男性ジョージ・フロイドさん(当時46)が白人警官に首を圧迫されて死亡した事件から1年となった25日、フロイドさんの家族らがホワイトハウスを訪れ、バイデン大統領と面会した。バイデン氏は面会後、「彼の殺害は1960年代の公民権運動以来の『抗議の夏』を生み出し、すべての人種と世代の人々を平和的に一つにした」とする声明を出した。

 フロイドさんの弟のロドニーさんや、娘のジアンナさん(7)ら6人はこの日、非公開でバイデン氏ハリス副大統領と約1時間面会。その後、ロドニーさんは記者団に「(バイデン氏らは)私たちがどう過ごし、どう感じているのかを尋ねてくれた。大きな関心を示してくれていることに感謝している」と語った。

 事件を受けて警察改革の議論が盛り上がり、バイデン氏も今年4月の施政方針演説で「フロイドさんの命日までに、警察と市民の信頼関係の再構築や警察改革などを実現させたい」と語っていた。

 だが、フロイドさんの名を冠した警察改革法案はまだ成立していない。バイデン氏は法案について声明で「法案の議会での議論は続いている。(最終的に署名する)私の机に早く法案を届けてくれることを願っている」とした。(ワシントン=合田禄)