近鉄「ひのとり」ブルーリボン賞 「伝統的景観と調和」

鈴木智之
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 全国の鉄道愛好家らでつくる「鉄道友の会」は26日、ブルーリボン賞に近畿日本鉄道の特急電車80000系「ひのとり」を選んだと発表した。

 ひのとりは2020年3月から大阪難波と近鉄名古屋を結ぶ名阪特急として運行している。外観はつやのある深い赤色が特徴で、座席にはリクライニングしても後ろに影響しないバックシェルを採用している。同会は「沿線の伝統的景観とも調和しており、完成度が極めて高く魅力あふれる車両」と評価した。

 同賞は前年に営業運転を始めた車両の中から、会員の投票に基づき、最優秀と認められた車両に贈られる。近鉄の受賞は14年の観光特急「しまかぜ」以来7年ぶり9回目。

 名阪特急では1960年に10100系「2代目ビスタカー」、78年に12400系「サニーカー」、79年に30000系「3代目ビスタカー」、89年に21000系「アーバンライナー」、2003年に21020系「アーバンライナー・ネクスト」が受賞している。同社は「より快適に、より楽しんでいただける車両づくりに努める」とコメントした。(鈴木智之)