内閣サイバーセキュリティセンターに不正接続 情報流出

笹山大志
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 官公庁や企業からの情報流出を防ぐための政策を担う内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は26日、不正アクセスにより、NISCの情報システムに関する情報が流出した、と発表した。不正アクセスを受けたのは、委託先の富士通が管理・運営する「プロジェクト情報共有ツール」で、現在は運用を停止しているという。

 NISCによると、現時点で判明している情報流出の範囲として、NISCの情報システムを構成する機器類などの情報が含まれているという。

 NISCは「すでに被害拡大防止の対策を講じた。現時点で不正アクセスの被害は確認されておらず、当該システムの障害や関連業務への支障は生じていない」としている。

 加藤勝信官房長官は26日の記者会見で、東京五輪パラリンピックに向けた対応にも触れ、「運営にあたってインフラに対する様々な攻撃も想定される。サイバーセキュリティーの強化にしっかり取り組まなければならない」と述べた。(笹山大志)