元京大総長の長尾真さん死去 電子辞書などの発展に貢献

 京都大学元総長で、国立国会図書館長や国際高等研究所長を歴任した長尾真(ながお・まこと)さんが23日、脳梗塞(こうそく)で死去した。84歳だった。葬儀は25日、近親者で営まれた。喪主は妻美紀子(みきこ)さん。

 情報学が専攻で、コンピューターで独自の機械翻訳方式を提唱し、電子辞書や翻訳ソフトの発展に貢献した。

 1936年、三重県生まれ。73年に京大教授、97年から03年まで京大総長。その後、情報通信研究機構理事長や国立国会図書館長などに就き、15年4月から18年3月まで国際高等研究所長を務めた。05年に日本国際賞受賞。18年に文化勲章