非常勤講師の契約、直接雇用に変更 香川大が今年度から

木下広大
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 香川大(本部・高松市)が今年度から、非常勤講師の契約形態を直接雇用へ切り替え始めたことが大学への取材で分かった。昨年度までは業務委託契約を結んでいた。大学は「世間から不適切な契約を結んでいると、誤解されてはいけないため」としている。

 文部科学省は、学外の講師を業務委託契約で活用することを認めているが、業務内容は正規教員の補助的な業務を想定している。一方、香川大は1学期の授業15回すべてを非常勤講師に任せることもあった。

 業務委託契約の問題点を指摘する朝日新聞などの報道を受け、文科省は香川大に聞き取り調査を実施。契約形態が「不適切と思われる」として、講師を活用する際の注意点を4月に全国の大学に通知していた。

 香川大は契約中の約330人の非常勤講師全員に連絡を取り、了承をもらえれば直接雇用に切り替えているという。(木下広大)