「裁判で訴える」パワハラ報道の大和市長、会見打ち切り

上嶋紀雄
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 【神奈川】大和市副市長を任期途中で辞職した金子勝氏(64)が、大木哲市長(72)による職員へのパワーハラスメントを指摘した問題で、大木市長は26日の会見でパワハラを改めて否定し、金子氏に対し「名誉回復のために裁判で訴えていく」と語って一方的に会見を打ち切った。報道陣が抗議し約40分後に再開したが、裁判への対応や議会の調査について具体的に答えなかった。

 大木市長は会見で、「虚偽の情報をマスコミに流した前副市長の責任を問う」「裁判が始まるので提訴の時期など現時点ではこれ以上話すことはない」などと発言。その後の報道陣の質問には「先ほどお答えした通り」と繰り返し、司会の職員が数分で質疑を打ち切り、大木市長は退席した。

 再開後は1人1問と質問を制限。「(報道が)フェアではない」と言い、「裁判の場ではっきりさせたい」と繰り返した。市議会が設置方針の調査特別委員会への協力については「裁判があるので現時点ではお答えできない」。提訴時期を「近々」と口にし、裁判費用に「税金を使うとは言っていない」と答えた。1回目の会見を途中で打ち切った理由については「司会者が判断したんだと思う」と語った。(上嶋紀雄)