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「各国がAI規制を」グーグルCEO、国際ルール求める

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サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は26日、朝日新聞などのオンラインでの共同インタビューに応じ、開発が進む人工知能(AI)について、「各国政府は責任あるAI規制を作り上げる必要がある」と語り、気候変動対策で各国が合意したパリ協定のAI版のような、国際的なルール作りが必要だとの認識を示した。同社がプライバシー保護対策を進化させる考えも強調した。

 ピチャイ氏は同日夕、オンライン会議形式で、日本やインド、ブラジルなど世界のメディア6社との共同インタビューに応じた。

 AIは、顔認識やスマートスピーカーなど身の回りで幅広く使われている。画像診断で人間には見えないがんなどの小さな変化を検知できるなどの恩恵の一方、顔認識の際に人種や性別によって正確性に偏りがあるなど、差別を助長する危険性が問題になっている。

 グーグルはAI研究では世界で最も進んでいる企業の一つだ。ピチャイ氏は、人々はAIに説明責任を求めているとして、「我々はAIの原則を率先して公開しており、AIについての包括的な枠組みを有している」と説明。また、企業レベルの対策だけでなく、「時間をかけて、我々はAI版のパリ協定に向かって前進していけると考えている。時間はかかるが、私はそれは可能だと思う」と話した。

「プライバシーへの期待進化、我々はその先を行く」

 「AI版のパリ協定」の中身…

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