5分走後に小5男児が倒れ死亡 搬送時、あごにはマスク

新型コロナウイルス

細見卓司、加藤あず佐
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 大阪府高槻市の小学校で今年2月、体育の授業で走っていた小学5年の男子児童が倒れ、亡くなっていたことがわかった。市教育委員会は死因について「特定できていない」としており、病院が詳しい検査をしている。児童は授業開始時にマスクを着けていたとみられるが、走っていた時の状態は不明という。

 市教委などによると、2月18日午前9時ごろ、高槻市立小5年の男子児童が、グラウンドを5分間走る体育の授業中に倒れた。他の児童から「倒れている」と伝えられた担任教諭が、男子児童に休憩するように声をかけたが、目がうつろだったため、児童を両腕で抱きかかえて保健室へ搬送。この際、児童のあごにマスクがかかっていたという。救急車で病院に運ばれたが、昼過ぎに死亡が確認された。

 学校側は、市教委のガイドラインに基づき「体育の時はマスクを外しても良い」と児童らに指導する一方で、新型コロナウイルス感染が心配な児童が着用することも認めていた。ガイドラインではマスク着用時には「呼気が激しくなる運動を控える」とも明記しているが、市教委は「5分間走はタイムを競うものではなく、呼気が激しくなる運動にはあたらない」としている。

 男子児童の遺族は、代理人弁護士を通じ「死因についての病院の検査結果などを踏まえ、今後の対応を検討したい」とコメント。マスクの着用については「どのような指導があったか、納得できる説明がほしい」としている。男子児童に基礎疾患はなかったという。(細見卓司、加藤あず佐)

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