ソニーEV開発の狙いは アイボも担当する責任者に聞く
鈴木康朗 内山修
ソニーグループが、自動運転を見据えた電気自動車(EV)の開発を進めている。その名はVISION―S(ビジョンエス)。電機や音楽、ゲームを手がけてきたソニーが、なぜクルマなのか。開発責任者の川西泉執行役員に聞いた。
――開発の状況や、今後のスケジュールはどうなっていますか。
「欧州の公道で走行実験をしており、しばらく続ける。国内の公道での実験は、年内の開始をターゲットとしている。安全性のための衝突試験なども、きちんと行っていく」
――開発の着手は2018年。始めた理由は何ですか。
「モビリティー(自動車などの移動手段)の将来を考えた時にソニーとして何ができるのか検討したい、というのが元々のスタートラインだ」
「自動車業界は、CASE(…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら