外だけじゃない スピードスター伊東が示す新ウイング像

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勝見壮史
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 2022年サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選のミャンマー戦が、28日に千葉・フクダ電子アリーナで無観客で行われる。勝てば最終予選進出が決まる一戦。日本代表で注目してほしいのは、ライバル争いが激しい右サイドだ。走りが武器の「スピードスター」としてそのポジションで活躍しているのが、MF伊東純也(ベルギー・ゲンク)。エリート街道にはほど遠かった28歳は今や日本の攻撃をリードする存在になった。

 抜群のスピードで、サイドを縦に突破する。伊東が最も得意とするプレーだ。「縦にぶち抜けるのが、一番いい。それでクロスを上げてゴールが入った時は、気持ちいいですね」

 日本代表が14―0で大勝した3月のW杯アジア2次予選モンゴル戦もそうだった。3点目と4点目は、縦パスで抜け出した伊東の右クロスから生まれた。古き良き「ウィング」を感じさせる伊東の存在感は、日に日に増している。

 本人に、特別な意識はない。「シンプルに、縦に仕掛ける方が自分の特長を出しやすいというだけ」。ただ、サイドでプレーする多くの選手たちとは一線を画す。近年、利き足と逆サイドに陣取り、中に切れ込んでコースを広くしてシュートを狙うのが、世界的に見ても主流だからだ。

 代表的な一人が、アルゼンチ…

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