運行会社長ら逮捕 14人死亡の伊ロープウェー落下事故

ローマ=大室一也
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 イタリア北部ピエモンテ州ストレーザで観光用ロープウェーが落下し、乗客14人が死亡した事故で、地元警察は26日、過失致死などの疑いでロープウェーの運行会社の経営者ら3人を逮捕した。ロイター通信などが伝えた。ゴンドラの緊急ブレーキが作動しないようになっており、警察が事故原因だとみて調べている。

 逮捕されたのは社長と担当役員、担当部長の3人。ゴンドラの緊急ブレーキが誤作動するようになり、留め金を掛けて作動しないようにした疑いがある。調べに対し、容疑を認めている容疑者もいるという。

 ゴンドラは23日、リゾート地として知られるマッジョーレ湖畔を出発。モッタローネ山頂の駅手前で複数あるケーブルの1本が切断。進行方向と反対に逆走した後、約20メートル下の斜面に転落したとみられる。ケーブルが切れた原因は不明だが、緊急ブレーキが作動していればゴンドラが止まって事故を防げた可能性があるという。(ローマ=大室一也)