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紫外線で除菌 ロボにお任せ 石川

小島弘之
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 携帯電話やセキュリティーシステムの開発販売を手がける金沢市内の会社が、ロボット事業に参入し、紫外線ライトで除菌する自律走行式ロボットを開発した。コロナ禍で人手不足が深刻な医療現場などでの活躍が期待される。

 開発したのは、昨年、マスクを着用したまま体温の測定ができる顔認証端末を発売した「ダイワ通信」(金沢市入江2丁目)。ロボット名は「UV FOUR(ユーブイ・フォー)」。幅45センチ、高さ146センチ。前方に搭載された3Dカメラが屋内の空間を読み取り、自動で移動ルートを作成する。障害物を避けながら動き、人を検知すると紫外線の照射を停止するという。充電型で、1回の充電で、2時間半~3時間ほど走行し、充電ポートまで自動で戻ることができるという。

 同社のシミュレーションでは、半径2メートルの空間を数分ほど紫外線照射すると、99・9%の除菌効果があるという。紫外線ライトは直接浴びると人体に害があるため、人がいない夜間の駅やオフィス、病院などでの利用を想定している。販売価格は「1千万円を超える海外製品もある中で、半額以下で提供できる」(同社担当者)としている。

 同社は数年前から警備用ロボットの開発を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急きょ、除菌ロボットの開発に応用したという。担当者は「新型コロナの第4波が来ている中で、医療機関の負担軽減などに貢献できれば」と話している。(小島弘之)

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