巨大IT企業に向かう規制強化 グーグルCEOの答えは

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聞き手 サンフランシスコ・尾形聡彦
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 検索エンジンから電子メール、アンドロイドスマートフォンまで……。米グーグルのサービスは世界で数十億人に浸透し、その影響力がますます拡大している。一方で、プライバシー保護対策など同社に向けられる視線は厳しい。そして、技術の未来はどうなるのか。オンライン会議形式での共同インタビューで、スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)に聞いた。

 ――グーグルの収益源であるターゲティング広告について、プライバシー保護の観点から批判が強まっています。個人情報の保護と、広告ビジネスをどう両立していくのでしょうか。

 「たとえば、グーグルの検索のようなサービスにおいては、(広告として表示される)商業的な情報も重要な情報だとみています。そうした情報が利用者に関連があるものとなるようにしているから、利用者は広告にも反応してくれるのです」

 「利用者のプライバシーは非常に重要です。この点について、我々は20年にわたって取り組んできています。利用者のプライバシー保護に対する期待は常に進化しており、会社としてその先を行くように努めています。たとえば、2年前にグーグルの新たなアカウントをつくる際、(一定期間で)自動的に履歴が消去される機能を初期設定にしました。この機能は、いま20億件以上のアカウントで初期設定で、オンになっています」

 ――ライバルの米アップル社はターゲティング広告への批判を強めています。有料サービスにカジを切るアップルと、無料サービスと広告を組み合わせるグーグルは方向性の違いが明白です。どうバランスをとるのでしょうか。

巨大IT企業に対する各国の規制をピチャイCEOはどう捉えているのか。後半では、AIの原則や働き方の将来についても語ります。

 「私たちは皆が、プライバシ…

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