4月の有効求人倍率、1.09倍 1月以降ほぼ横ばい

山本恭介
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 総務省が28日発表した4月の完全失業率季節調整値)は2・8%で、前月より0・2ポイント上昇した。完全失業者数は194万人で前月と比べて14万人増だった。コロナ禍などの影響で仕事を失い、新たな職を探す人が増えたとみられる。

 また厚生労働省が28日発表した4月の有効求人倍率は1・09倍で前月より0・01ポイント低下した。今年1月以降は1・09~1・10倍とほぼ横ばいで推移している。

 求人倍率は求職者1人あたりに求人が何件あるかを示す。企業の採用意欲を示すとされる新規求人は前月より4・3%減った。ただコロナ禍の影響がすでに出ていた前年同月と比べると15・2%増加した。業種別(原数値ベース)では、打撃の大きい宿泊・飲食サービスも同2・9%増とプラスに転じたが、2年前と比べると46%減で、厚労省は「回復しているとは言えない」(担当者)とする。(山本恭介)