宇宙に3回飛行した野口聡一さん「4、5回目もきっと」

小川詩織
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 国際宇宙ステーション(ISS)に5カ月半滞在して今月2日に地球に帰還した野口聡一飛行士(56)が27日、会見した。野口さんは今回が3回目の飛行だったが、「4回目、5回目のチャンスはきっとあると思っている。準備はしっかりと続けていく」と意気込みを見せた。

 野口さんは、前回はロシアのソユーズ宇宙船でISSを往復したが、今回は米民間企業が開発した新型のクルードラゴンに乗った。米フロリダ沖に着水した帰還時を振り返り、「陸に着地するソユーズより、海に着水したクルードラゴンの方が衝撃が柔らかい。パッシャーンという感じで、水の惑星に包みこまれたようだった」と話した。

 野口さんは現在、米航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターでリハビリに励んでいる。今回の会見も米ヒューストンからオンラインで臨んだ。

 ISSでは、現在船長を務めている星出彰彦飛行士(52)と2人でISSを紹介するユーチューブを撮影したことがいい思い出だと語った。

 野口さんは「来年再来年には若田光一さんと古川聡さんも宇宙へ行く。秋には新たな飛行士の募集がある。次の世代の飛行士へ道をどうつないでいくかを考えつつ、地球でやるべきことをやっていきたい」と話した。小川詩織