教師から性暴力被害の女性、対策法は「万能と言えない」

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小若理恵
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 児童生徒へのわいせつ行為で懲戒免職になった教員に、失効した教員免許を再交付しない権限を都道府県教育委員会に与える新法が28日、成立した。教師に性暴力を受けた被害者は、何を思うのか。

同窓会で知った被害の広がり

 「わいせつ行為で懲戒免職になった教員が再び教壇に立てる仕組みが長きにわたって許されていたこと自体が遺憾です」。小学6年のとき、担任の男性教員から胸を触られたり、キスをされたりするなどの性暴力を受けた東海地方の40代女性はそう憤る。

 修学旅行の夜、旅館の一室で寝ていて、教員からパジャマをめくられ、胸を触られた。教員は女性を含む男女6人を自宅での「お泊まり会」に招き、キスをしてきたこともあった。当時、女性は「気持ち悪い。やめてほしい」と思っても、教員が怖くて拒否できなかったと振り返る。

 30年近く経った2018年…

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